とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

「ブラッドリー・ジェームズ/The Liberator」で検索しても日本語記事が出てこないのはいけないと思い、自分で訳しました。

前回に引き続き、最近のNetflix漬け生活ではまった俳優に関する記事の翻訳です。
アーサー王伝説を下敷きにしたドラマ『マーリン』でアーサーを演じた「ブラッドリー・ジェームズ Bradley James」、ご存じですか??

金髪碧眼ベビーフェイスのイケメン、でも体は鍛え抜かれたムキムキ!という、王子であり騎士であるというアーサーにこれでもかと言うほどぴったりの俳優。

どんな俳優かというところは、また別の先達の記事にお任せします。
▼どなたかのリサーチ記事

hollywoodhaiyuujyoyuu.xyz

『マーリン』の終わり方が涙なしには見られないという噂を聞くので、最終のシーズン5を見始められずにいます。仕方ないから、ブラッドリーが出る別のアメリカドラマiZombieを見ています。

そして彼の次回作が決まったらしいのに、これもまた日本語記事がない。
ということで、訳しました。

以下はこちらの記事の翻訳です。

deadline.com

 

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ブラッドリー・ジェームズ、第二次世界大戦を描くNetflixのアニメーション『解放者』で主演が決定
独占記事:ブラッドリー・ジェームズ(『マーリン』『オーメン』)が、『解放者』の主演に抜擢された。これは、第二次世界大戦を描くNetflixの4話完結アニメーション作品で、アレックス・カーショウの著作が下敷きとなっている。脚本家はジェブ・スチュアート(『ダイ・ハード』『逃亡者』)、A+Eスタジオ、ボブ・シェイとミシェル・リンの制作会社ユニーク・フィーチャーズおよびスクール・オブ・ヒューマンズによって制作される。

 

『解放者』は、トリオスコープという技法を用いる初の作品となる。これは、最先端のCG技術と実際の俳優の演技を融合し昇華するアニメーション技術だ。緻密で豊かな映像は、深刻な状況の中での人々の思いや人間ドラマを写し出し、より力強いストーリーテリングを可能にする。

スチュアートが制作、脚本、総指揮を務める『解放者』は、カーショウの著作『解放者――第二次世界大戦におけるある兵士の500日の記録』に基づく。この作品は、大戦における最も血なまぐさく劇的な進軍の真実、すなわち、アメリカ軍の異端児フェリックス・スパークス(ジェームズ)とその歩兵師団が、戦場でヨーロッパ解放のために戦った500日をスリリングに描いている。

 

ドラマが追うのは、スパークス率いるオクラホマの第157歩兵連隊の軌跡だ。主にカウボーイやネイティブ・アメリカン、メキシカン・アメリカンからなるこの師団の、イタリア上陸からダッカ強制収容所解放までを描く。

ジェームズ演じるフェリックス・スパークスは、アリゾナ出身のカウボーイ。彼が率いた第157歩兵師団E中隊は、第二次世界大戦中に多くの勲章を得た師団の中でも異色の存在だ。強さ、哀れみ、そして良心を持つスパークスは、自らのキャリアを部下の身よりも優先する上層部に反抗し続けた。500日を超える進軍の中で彼は少尉から大佐に昇進し、配下の数は10,000人を下らなくなったが、それでも先頭に立ち続け、犠牲も挑戦も兵士たちとともにした。

なお、スクール・オブ・ヒューマンズのL.C.クロウリーとともにトリオスコープ技術を開発したゴルゼゴーズ・ジョンカジティスが、4話全てを監督する予定だ。

 

イギリスの俳優であるジェームズは、Netflixの『メディチ』シリーズや、TVシリーズ『マーリン』のアーサー役、映画の続編となるA&E『オーメン』表題役などで知られている。他のTV出演作としては、『iZombie』『HOMELAND』『バウンティ・ハンターズ』などがある。UTA、UKユナイテッドエージェンツおよびルバー・ロックリンエンタープライズ所属。

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以上、引用翻訳。

訳してて思ったけどこれアーサーですね!過去の出演作と比べすぎるのは失礼なのかもしれないけど、作品は全てがパラレルワールドだと思えば楽しんだ者勝ちでしょう。
この歴史には日系アメリカ人も絡んでいるようで日本での公開があるのかどうか心配ですが、ぜひNetfix Japanでもやってほしい。

 

さて、今回も少しだけ語学日記らしいことを追記。ドラマiZombieから、殺人嫌疑をかけられたローウェル(ブラッドリー)の取り調べの後、刑事クライヴが彼の印象について言うセリフです。

Well, he's a smart ass, withholding, evasive.
生意気なやつめ。隠してるな。ごまかしてる。

TOEFL80~100レベルが2つも来ました。withholdは、「(何かを誰かに)渡さない」というのが基本的な意味。控えめな性格をいうこともあるようですが、刑事ドラマ?の一幕なので、ここでは情報を隠すという意味だととりました。
evasiveは、はぐらかすような、ごまかしの、責任逃れの。名詞形はevasion。脱税 tax evasionがよく使われる例みたいです。
ちなみにsmart assはTOEFLに出ないと思うけど、生意気、うぬぼれや、秀才ぶってすかしてる奴、みたいなあんまりよくない表現です。ローウェルっていうかアーサーにぴったりですね。assは、おしり。