とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

ウクライナ旅行記2018②~キエフ名所編~

6月22日(金)、実質3日間のウクライナ旅行開始。
この日はキエフ市内を回ります。

朝。9時。
宿の目の前の「独立広場」へ出る。まさにキエフの中心、観光の中心。宿の立地は最高です。
それにしても、とても天気が良くて、気持ちの良い朝!

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サンドイッチを買って、ベンチに座ってのんびり食べる。そんなふうにしてる出勤前の人もちらほら。現地にまじってるみたいでちょっとうれしい。

ここから坂を上って少し歩くと、聖ソフィア聖堂前の広場に出る。

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コサックの像も!コサックダンスってロシアってイメージがあるけど、ウクライナこそコサックの国なのです。

キエフ・ルーシの歴史が誇る聖ソフィア聖堂!

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ロシアのヴェリーキー・ノヴゴロドの聖ソフィア聖堂も行った後だったので、2大制覇したみたいな気分でうれしい。
しかしそれより、この敷地が市民の憩いの場になっていたのが印象的。芝生に座ってくつろいだり絵を描いたり。ただ芸術がすぎて、なんか変なモニュメントも。

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おじいちゃんの奏でるのは、バンドゥーラという楽器だそうです。

ひとつ注意を要するのは、この広場とか冒頭の独立広場とか、こんな着ぐるみがいっぱいいるのだけど、陽気に近づいてきて一緒に写真を撮ろうって言ってきて、

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撮ったら豹変して強気にお金を要求してきます
わたしは知ってて撮ったので、適当にお金渡して道聞いて通過しました。でもこんなのにお金渡したくないって方は断固無視してください。(でもちょっと渡しすぎたなと反省。)

ここから南の方にまっすぐ歩いた先にあるのが、黄金の門。

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中世にはここが街の入り口だったわけです。

…それにしても、最近はまってるアーサー王伝説のイギリスドラマ(『魔術師マーリン』)の要塞もまさにこうだわ!と、見返してみて今感激している。ルーシの歴史ドラマでいいのないかしら!あったら教えてください、このへんの主要公国だいたい見たんで準備万端です。

さらに行くと、キエフ大学。赤門!某赤門よりもっと大きくて赤い赤門!なかなか威圧感ある。

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実はさっきの道を、大学まで来る前に右へ曲がったところに聖ウラジーミル聖堂というのがあります。
※聖堂等の名前はロシア語風に表記しています。ウクライナ語わからなので。

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実はわたしここ見逃して、3日目にわざわざ戻ってきたので、どうぞお見逃しなく。

わたしはこんな順番で回ったのだけど、歴史的な見どころを回るルートとしては、大学からスタートしてこの聖堂に寄って門、ソフィアの順に北に向かうのが効率的だと思います。

そうしたら、さらに北上したところにあるのが、聖ミハイル大聖堂。
この空色!この日の青空に映えてなんて美しい!

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アンドレイ教会へは、ちょっと遠いかなと思ったけど歩いてよかった。だって道中が楽しいんです。

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アンドレイ教会、中は修復中で残念ながら入れませんでした。でも、この緑もかわいい。そしてキエフの眺望。

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ここから門前町みたいに下っていくのが、アンドレイ坂。おみやげの出店が並んで楽しい。小さいミュージアムなんかもあるみたい。

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お店の人、英語がわからないからか、ぜんぜんしつこい売り込みしてこなくてのんびり楽しく見て回れました。おみやげ用に、マグネットやマトリョーシカを購入。散財しどころ。こういうときは惜しみなく使っちゃうほうがいい、と思っている。

 

そんなこんなでこの坂を下りきり、次に向かう先は「チェルノブイリ博物館」。折しも雨が降り出す。
ここから先は次にします。