とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

ウクライナ旅行記2018①~キエフ準備編~

2018年6月21日(木)~25日(月)のウクライナ旅行記です。
チェルノブイリ見学にも行って印象深い旅だったので、記録。実質3日の旅行のわりに長くなりそうなので、とりあえず

  • 空港について
  • アパルトメント(民泊)について
  • 言葉について

あたりを書きます。一人旅です。

 

ウクライナは、いま住んでいるロシア南部から地図上で見ると近いのだけど、2014年クリミアにまつわる両国の情勢悪化から、今もロシアから飛行機の直行便が出ていないのが現状。列車で行くにもモスクワ経由で遠いし、バスはさすがに長いし、ということで、オーストリアを経由して飛ぶことに。

…なんて書くと危なそうに見えるけども、全体の印象として、キエフはとてもきれいで旅行しやすい街でした。
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というわけで6月21日、まずウィーンに飛びます。窓から見えた雲に「竜の巣だ!!」とテンション上がる。

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ウィーンで4時間待つ間、カフェで隣り合わせたお姉さんがウクライナの人で、同じキエフの空港に向かうということが判明。
ウクライナ美人のお姉さんは、「ギリシャで男の人と出会ってしばらくその人のうちにいたけど、求婚されて困ったから一旦帰ってきた」らしい。なんかすごい。世界にはこういう人もいるのだなあ。

キエフの空港につくのが深夜だったので、タクシー拾えるか心配だったけど、結局このお姉さんと一緒に宿まで移動しました。でも、深夜回ってても乗り場にタクシーはたくさんいたので、心配しなくて大丈夫。人通りも多いので危険な感じもありませんでした。(金額は、市内で乗るより高そうだけど、現地人のお姉さんが聞いても同じだったのでたぶん仕方ない。あまりこだわらず払ってしまうのが楽だと思う。)

キエフには、ボリスピリ空港とキエフ空港の2つがあって、国際線はボリスピリ空港のほうが多いので注意。今回もボリスピリの方の話。

 

今回は予約が直前だったことと、3日目チェルノブイリ見学の朝が早いことで、空きがある中から立地を重視した結果、ホテルじゃなくてこちらのアパルトメント(いわゆる民泊)を予約。

www.booking.com

予約サイトを見る限り、アパルトメント形式のところも結構多いみたい。
でも、正直、慣れない外国人観光客はホテルを予約した方がいいなーと思いました。

予約サイトの口コミをよーく読み込んで厳選または予習(心構え)しておけ大丈夫だとは思うのだけど、

  • フロント24時間対応と書いてあっても、常駐はしていない(24時間電話に出るよ、という意味)
  • 常駐じゃないとチェックイン時に電話で呼び出す必要があり、国際電話になる
  • 電話またはメールで英語が通じても、実際現地で対応してくれる人はウクライナ語またはロシア語しか分からない
  • 外観はふつうのアパートなので、入り口が分からない(わたしの場合はレストランを通過する必要があった)
  • そういった説明が、予約サイトにもホテルほどしっかり書いていない

などの懸念がありえます(上記は全部今回経験したし、過去の旅行でもあったこと)。繰り返すけど口コミの熟読、重要です。

でもわたしは言うほど困らずチェックインでき(1年間のロシア語学習の成果をほめてあげたい)、中はとても快適でした。

 

言葉で言えば、チケット売り場とか空港とか観光客相手のところは英語で対応してくれるけど、その他のお店とか町の人とかタクシーとかは通じないと思った方がいい。チケット売り場も、チケットのやり取り以上の話はたぶん難しいので、道を聞きたいときのために、ロシア語かウクライナ語も併記された地図を1つもっているといいと思う。

ただし、キエフならロシア語はどこでも通じます。(というか、ウクライナ語とロシア語は似ているので、わたしレベルのロシア語能力では相手がどっちをしゃべってるのかすら聞き分けられなかった。。)

 

こんなところで、初日終了。翌日はキエフを1日で回りつくします。