とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

冬の極東ロシア旅行記2020①~準備編~

旅行に行けないので、書きそびれていた旅行記録を書きます。

2020年の年始休み、1月2日(木)~6日(月)の4泊5日で、ロシアの極東、ハバロフスクウラジオストクを旅行してきました。
2017年半ば~2019年半ばをロシア国内で過ごしたので、ロシア国内なら勝手が分かるので旅行しやすいし、そろそろロシアが恋しくなってきたし、近いし、日本が暖冬すぎてロシアで買ったダウンコートを着る機会がないから、というのが理由です。

 

下調べと計画

行けば何とかなるし、目立った観光地もそんなにないようだ(失礼)という感じで、観光スポットの下調べはあまりしませんでした。いつも通り、飛行機の時間と都市間の移動手段と時間はよく調べて計画。その間の内容はスカスカ。

ただ、日程を選んで航空券を買うのに少々迷いました。「ウラジオストクハバロフスクの二都市に行く」「両都市間は寝台列車で移動する」という点はほぼ決定していたのですが、わたしが出発する中部から考えると、直行便の有無や乗継時間、寝台列車の運行状況、そして金額をすべて考慮すると、なにが一番かよくわからないなーともぞもぞ。

そうこうしているうちにギリギリになり、年始というロシアにおけるホリデーシーズン丸かぶりだったので、結果最初に調べた時点の1.5~倍近くの航空券代がかかりました。。。やはり、海外旅行は早めに決めて航空券を買っておいたほうがいいです(こんなパンデミックになるような事態以外では、たいてい)。外枠の日程を決めてしまった方が、中身も計画しやすいですしね。

とはいえ、わたしの旅行後にウラジオストクへは各地からの直行便が増えたので、それほど悩まなくて済むようになったのかもしれません。
結果として2日の朝セントレアから成田に飛び、成田で数時間過ごして、成田からハバロフスクに行くことに。ハバロフスクを先にしたのは、ウラジオを後にしたほうが帰国便の時間の都合がよかったからというだけです。

ビザ取得

二都市行くには電子ビザも使えないので、ビザ取得の代行会社に依頼して予定日数+前後2日分ぐらいを取得。ビザの開始日と入国日が違った上、年始だったので年もまたいでいたけど、入国審査ではなんともなかったです。

持ち物

真冬のロシアなので、最高の防寒で。おしゃれは二の次。これはもう以前の旅行で分かっています。
ロシアで買った-20℃防寒仕様のダウンコートに手袋とマフラー。ブーツはこの冬持っていなかったので、中ボアで、底が厚めでヒールのない、防水のブーツを買いました、イオンで1900円で。寒いけど都市だし積雪は多くないので、3万とかするスノウブーツは不要です。

あと、足裏に貼るカイロは個人的に必須品!これがあるだけで外歩きの楽しさが数十倍変わります。シベリアから来てくれる友人分も完備。背中に貼るタイプは、室内の暖房がしっかりしているので人によっては暑すぎるかも。貼らないタイプはお好みで。

あとは、現地で会う予定の知人向けおみやげ(日本人なら塩気のあるせんべいやおかきがおすすめ。ロシアは甘いものかポテチかなので)も少々用意し、完璧です。

フライトと入国審査

成田からS7というロシアの航空会社の便(JALとのコードシェア)に乗ったのですが、成田でのS7の待合スペースでは携帯充電ハブが6個中4個壊れていて、ああなんかロシアが始まっている、とものすごく感慨深かったです。

ハバロフスクに着いたころにはもう夕方19時ぐらい。入国審査もやっぱり込んでいてすごく待った気がするけど、友人への連絡履歴を見返すと30分ぐらいで通れたみたいです。

入国審査自体はあっさりでした。過去に数回分のビザが貼ってあったけど、しかもその過去に実はレギストラーツィア(=滞在登録)をしていない時期もあったけど、何もありませんでした。よかった。。。

本当は、以前解約しそびれていたロシアのSIMにチャージしたかったのだけど、そういうATMみたいなのが空港ロビーに見当らず、窓口ももう閉まってしまっていたので、断念して市内に向かいます。

なおロシアの空港は、ロシアの電話番号がないと空港の無料Wifiも使えないことが多いです。注意!(私は数日の海外旅行なら、日本のキャリアの海外ローミングサービスを使っています。)

市内への移動

2GISというアプリでホテルまでのバスを調べて、バスで行きました。が、このアプリはロシア語が読めないと結構使いづらいし、バスは等間隔で来ないことも多いし、そんなとき夜のこの時期は寒さと心細さで死にそうになるので、慣れない場合はさらっとタクシーを使うことをおすすめします。安いので。ぼったくられたとしても安いです。もとが日本の10分の1以下ですから。

わたしの場合は、運よく乗換のバスもすぐに来て、無事ホテルにつきました。(友人は、待ち時間が長くて足が凍傷になるかと思ったそうです。)

ホテル

Booking.comで評判の良さそうなところを探して、写真と口コミを見て予約しました。

ハバロフスクではこちら。

www.booking.com

ウラジオストクではこちら。

www.booking.com

結果は、どちらも評判通り満足です。フロントの方は英語も話してくれたし、部屋も暖かく過不足なく、快適でした。

この記事に貼り付ける写真が何もないので、ハバロフスクのほうの朝食バイキングの写真でも載せておきます。

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ブリヌイ(具入りクレープ:皿上の左上)にトボログケーキ(カッテージチーズのケーキ:ブリヌイの下)、カーシャ(ミルク粥:左上)にモルス(フルーツジュース:右上)と、ロシアの朝食オンパレードですね。満足。

次の記事から市内観光編を書いていきます。