とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

冬のモスクワ旅行記2019⑧~黄金の環スーズダリ編~

1月6日、この日は一人行動です。
黄金の環一番人気を誇るというスーズダリへ。
本日の目次:

  • スーズダリへバスで2時間…??
  • 真のロシア酒はウォッカじゃない?
  • 完璧なブルーアワー

前日、友人を見送ってモスクワに泊まっていた私は、実はスーズダリへ行くものか迷っていました。
ウラジーミル方面に来た道を引き返すことになるし、移動時間かかるし、早起きする元気ないし…

ちなみにモスクワからスーズダリへの行き方は2択
電車2時間ウラジーミルへ戻って、そこから
バスで1時間スーズダリへ向かうか。モスクワからスーズダリへ直通のバス(4時間)か。

バスの時刻はここで調べました(※ロシア語)↓
https://www.tutu.ru/

すると、ほとんどが4時間の道のりのところ、11時半発のバスだけ2時間ではないか!

よく分からないけど、運行会社が違うし経由地が少ない。それならこれで行こう!と、スーズダリ日帰りを決意。

ただ、バスチケットは印刷して持ってくるようにと記載があり、印刷できないわたしは窓口で買うことに。

バスターミナルは中心地から少し離れたところにあって、ちょうど3日前に足止めをくらったメトロの線上だったので、路面電車で向かいました。

無事チケットを購入。時間になってバスへ乗り込む。きれいでもないけど悪くもない、そんなバス。

結局、のんびり起きたのに車内でぐっすり寝て、そろそろ2時間ってところで起きると…

あれ?

おかしい。

もうそろそろ着く時間なのに、

まだ、道のり半分。。。

 

なんと、「13時45分着」となっていたのはどうやら間違いで、本当は「15時45分」の模様!!
なんのことはない、ほかの便と同じくしっかり4時間です!!

ネット上だけじゃなくて、窓口で買ったチケットにも13時って書いてあるから、全部間違っているんでしょう…。たしかに、経由地が違ったって半分は飛ばしすぎですよね…

お気を付けください、
モスクワからスーズダリへは、2時間じゃ行けません

もう今更どうしようもないので(諦めは早いわたし)、窓の外を眺めながらもう2時間。

スーズダリに着く直前に夕日が見えました。

そして、ようやく到着!

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この白さ!広さ!黄昏時も悪くない!
短時間でも見て回ってやるぞと気合が入る。

バス停から中心地へ歩く間には、かわいい家が並び、地元の子どもたちがそりで遊んでいました。

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こういう日常感は、モスクワでは見られないもの。

この道をまっすぐ行くと、広場に突き当たります。そこには、たくさんの出店が出ていました!さすが観光客も多い町。

その先にもお店が続き、イルミネーションも飾られ、馬車も走り、フォトスポットもあり、

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大人も子どももそりで滑る。

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あーーこここそ一人じゃなくて誰かと来て
わいわいしたかったな

ここは、メドヴーハという
はちみつのお酒の名産地でもあります。
メドヴーハ - Wikipedia

ロシアのお酒といえば何?と聞かれたら、99%がウォッカと答えるんじゃないかと思いますが、実はウォッカが広まったのは17世紀ごろで、ほんとに古い土着のお酒ははちみつのお酒なんだそう。(ロシア語の先生が言ってました。)

ホットメドヴーハを飲みながら、寒ーいあまーいって言いながら散歩したかったな。(実はウラジーミルでほぼやったけど。)

 

ご覧のとおり、すぐに暗くなってしまったけど、このちょうど空が濃紺になる時間と、雪の白さと、教会の姿があいまって、とってもいい空間でした。貴重なブルーアワー。

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そして、滞在時間2時間半くらいで、あっという間に帰ってきました。
帰りはウラジーミル経由で電車で。(ウラジーミルのバスターミナルは鉄道駅の目の前なので、乗換に時間はかかりません。


結果として、行ってよかった。
モスクワからなら、直通バスじゃなくて鉄道でウラジーミル経由で行くことと、かわいいものを見てわいわい楽しめる友達と一緒に行くのをおすすめします!

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さて、

翌日は友人の住むリャザンへ向かいます。