とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

冬のモスクワ旅行記2019②〜大みそかのプルシェンコ〜

ロシア旅行記2回目。12月31日大みそか編は

の三本です。

そうです!
観ました!!プルシェンコの「白鳥の湖」!!しかも息子も出てる!

f:id:eucot:20190121232725j:plain f:id:eucot:20190121232205j:plain

 そもそも、今回のモスクワ旅行の動機が、
「ロシアにいるうちにプルシェンコ見たい」でした。
プルシェンコアイスショーは、モスクワ&サンクトペテルブルクにてここ数年、年末年始恒例のようです。(去年あたりから息子のサーシャ君(5歳)も参戦しているのだけど、プロデューサーが実業家である母なので、なんか壮大な親バカみたい。)


感想は…

すごい!かっこいい!かわいい!エンターテイメント!
(実は初めてアイスショーを見たので感想がうまくない。)
でも本当、スケートもバレエも大道芸もCGもクラシックもPOPソングも楽しくていいものはどんどんやろう、子どもたちもどんどん出そう、何だっておれがまとめあげてやるから byプルシェンコ(←想像)っていう懐の広さと自信を感じるほど、贅沢なショーでした。

まさに皇帝!臣民に愛される偉大なる皇帝!
よくあるスペシャルゲスト:プルシェンコ」のアイスショーではなく、プルシェンコプレゼンツ」なのだということがよーく分かる。
両者の違いは、たぶんとても大きい。

息子サーシャくんはかわいかったです。
あんなに小さいのに、何千人もの観客の前、リンクに一人で演じている…
まだ怖いものを知らないだけなのかもしれないけど、こうやって未来のきたるべき時に備えているのかしら、と思いました。
ただどんな未来になっても健やかに育ってね(何目線)。

ちなみに、日本じゃ考えられないくらいチケット安いです。一階特設席はさすがに万を超えたけど、今回はその次にいい席を選んで4000円くらい。お得。

 

偉大なる親子を堪能した後は、おなかが空いたので中心地へ戻ってごはん。

(ここで、待てども待てどもバスが来ないタイムロス発生。年末年始、バスのダイヤやルートが変わることもある模様。ただ張り紙にもこの線については書かれてなかったんだけどな…不明。)

ロシアの地方都市で東アジアの味に飢えたわたしたちは、こちらの中華料理屋へ。

www.tripadvisor.jp

おいしいし、ウエイターさんが親切でした。
年末のこんな時間まで働いてるのに爽やかに気が利く、ということでチップを少々はずむ。

このあと、アルバート通り(おみやげ通り)をちょっとふらっとするも、20時。どのおみやげ屋も閉店準備しだします。
年越しのタイミングまでカフェかファストフード店で過ごそうかー、といって手頃な店を探すも…

なんと、みんな21時くらいで閉店!!

モスクワほどの大都会なら大みそかも眠らないだろうと油断していました。
眠ります。バーも閉まります。

なんとか見つけたチェーンのカフェ(すでに21時近い)は、おそらく同じ境遇の人々であふれていて、席がない。
でももうどうしようもないし外も寒いので、店内で空くのを待ち…

21時半くらいに座れました。
ようやく暖かい飲み物にありつき、ほっと一息。

22時くらいから店内が空き始めたので、さっきがちょうどピークだったのかなーなんて思いつつ、23時ちょっと前に、年越しをすべく赤の広場へ向かう。

そこでようやく、
わたしたちは気づくのです。

この町は眠ったのではない、
赤の広場に集結したのだと…!

人、やばい!多い!広場すでに入場制限!!
見えるだろうか、人がゴミのようだ!!

f:id:eucot:20190121235623j:plain f:id:eucot:20190122000658j:plain

警官は柵のようだ!(若手ばっかり。おつかれさまです。)


というわけで、せめて花火が見えそうなちょっと高い場所にあがり、それでも大勢のでかいロシア人に囲まれて背伸びしながら、動画をとるスマホの画面越しに花火を見て2019年を迎えましたとさ。

f:id:eucot:20190125071326j:plain

でも良くも悪くもロシアの人は引き際が潔いので、ちょっと花火が途切れるとさーーっと帰って行って、結果、花火の後半は前の方に出られてよく見えました。

帰りがてら大通りに出てみると、歩行者天国になっていて、ゲームありパフォーマンスあり特設のそりの滑り台ありと、大人も子どもも盛り上がってます。やっぱり眠らない街でした。

f:id:eucot:20190125071353j:plain f:id:eucot:20190125071418j:plain

さすがに寒くなってきたので、そこら中にある売店のひとつで「クリスマスドリンク」と呼ばれるホットワインを買って一休み。この甘さとあたたかさがほんとーーに沁みました。おいしかった。お試しあれ。

 

この日は遅くまで地下鉄が動いてたので、
地下鉄でホステルへ帰着。
元旦はクレムリン行くぞ、早く起きなきゃ、なんて言いつつ、その実だれも起きられる気がしないのでした。