とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

冬のモスクワ旅行記2019③~元旦のクレムリン~

2019年1月1日(火)モスクワ。

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元旦。
美術館は閉まってるし、レストランも休みが多いけど、クレムリンは開くのです。

というわけで、プーチン大統領の御膝元へ詣でます。さながら初詣で。今回の内容三本はこちらです。

  • 元旦の初クレムリン詣で
  • 武器庫の武器じゃない見所
  • 都会の品格~グムのイルミネーション考~

 

(ただクレムリンに限らず年末年始の観光スポット営業状況はどうも毎年一定じゃないようなので、事前にHPで確認要。)

チケット販売開始の10時くらいに着くように行こう、と話していたにも関わらず、大方の予想通り、遅刻。12時くらいに現地に着いた気がします。
チケット販売所の列に並び、待つこと30~40分でゲット。(連休の待ち時間としては短いほうだと思う。)

販売所の中は、いくつか窓口が分かれていて、「クレムリン入場のみ」と「武器庫(博物館)も」のところがある模様。それ以外はよく分からなかったけど、武器庫のほうに並んで、クレムリン入場券とセットで買えました。武器庫を見たかったら(そしてぜひ見てほしいのですが)必ず2枚のチケットを買わないといけないので注意。

なお武器庫は入場の時間帯指定あり。このとき買えたのは約2時間後の14時半でした。

 

ようやくクレムリンへ入ります!

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中、広い!

教会や礼拝堂を見学。

見られる建物は限られているけど、ソ連ロシアの政治の場ってイメージが強いモスクワのクレムリンに、こんな古くて素朴な教会があるのか、と意外に感じるほどでした(むしろそこが始まりなのだけど)。

ちなみに、
いろいろ見てたら武器庫までの待ち時間は苦じゃなかったけど、売店などはないので、おなかすいた
旅行の計画ができる人なら、希望の時間帯にあわせて事前にチケットのネット購入をおすすめします。

時間になり、いざ武器庫へ。
(ちょっと早かったけど入れてくれた。)
といっても、「以前武器庫として使われていた建物」という意味で今では博物館です。自分にとっては博物館あるあるですが、初めの部分のイコンや食器でちょっと時間使いすぎてしまった。

心躍ったのは、最後のほうの展示でした…

馬車と衣装!

特に最近、『戦争と平和』を読破したり、『マスケティアーズ』(イギリスの三銃士のドラマ)見たり、時代ものに萌え萌えしてたので、その実物が豊富に見られてうきうきでした。

あと思ったのは、

200年前でも、ロシア人、でかい。

日本の博物館で武士の鎧とか見てちっちゃいなーと思うことあったけど、ここのは「でかいな!!」と思った。体格差は歴史を動かすよ。。。

 

そんなこんなで閉館近くまでいて、外に出たときには真っ暗でした。朝からまともに食べてなかったわたしたちは、韓国料理を目指す…

道すがら、前日に見そびれた赤の広場へ寄ります。

ここの、大型ショッピングセンター(グム)横のイルミネーションが、

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すごい!長い!きれい!
まるで天の川のよう!!

都会の青年のほうがおしゃれ、なんて聞くと、テレビもネットもある今の時代そんなこともなかろうと思っていたけど、

ありますね。

実はモスクワへ来て真っ先に思ったことの一つが、「イルミネーションが洗練されている」でした。うちの町では木に無造作に電飾が巻き付けられている。。。

(ただ日本はイルミネーションへの熱意がめちゃ高いので、モスクワといえど日本ほどのは期待しないでください。)

 

さて、ようやくごはん。
地図で見つけて、元旦営業してるか半信半疑で向かったけど

www.tripadvisor.jp

やってた!!よかった!!
おいしかったです。鍋食べた。だいぶ食べた。
チヂミが売り切れてたことだけが心残り。

けっこう長居して、ようやく帰路につきます。4日目に続く。