冬のモスクワ旅行記2019⑤~元遊園地は廃墟となっているか~
モスクワ滞在最終日の1月3日(木)、
この日は、一際のんびり起きたあと郊外のおみやげ市場へ。
の三本でお送りします。
目当ては、モスクワ中心地から少し離れたところの、「閉園した遊園地を利用したおみやげもの市場」。
廃遊園地ってところがなんかわくわくします。
滞在していたホステルから30分くらいで行けそうなので、もう昼も過ぎてからチェックアウトし、その夜の移動に備えて駅に荷物を預け(大きめの鉄道駅には預けどころがあります)、地下鉄で向かいました。
ところが。
一本で行けると思っていたのに、途中の駅で
「この先、ただいま運行していません」的な
アナウンスとともにおろされてしまいます。
え???
張り紙を見ると、どうやら年始の一週間ほど、この区間の運行が止められ、その代わり
無料のバスが出ているとのこと。たぶん整備か何かのために、この連休期間に
止めているんでしょう。
仕方ないのでバスへ。
係の人がたくさん立っていて迷わずバス停へ行けました。(ロシアは結構人手をかけるのは厭わない印象。)
バスだと地下鉄の倍時間がかかるのが難点だけど、これだけ代替手段もあるので文句は言いません。
バスに揺られ、ついに「ベルニサージュ」へ。
おお!ほんとに入り口は廃遊園地だ!!
でも、中に入ると露店が並びます。
この日もめっちゃ寒かったけど、
小物の並ぶ雑多なブースに心躍る!1時間かけてきてよかった!
マトリョーシカの並ぶ様子はさながら五百羅漢。なんか神々しい。
結果、プーチンとプーさんのマトリョーシカなどを購入。
※じわじわくるロシア版プーさんについてはこちら↓
モスクワのアルバート通りで買うより、
ここのほうが安いし楽しいので、ぜひ足を伸ばしてみてください。
たぶん、夏にはもっと店が増えると思う。
18時閉園だったけど、17時くらいから露店が閉まりだしたし寒かったので、近くのスシ・バーへ入りました。クオリティは、このメニューの日本語からお察しください。
こういうのって、ネイティブチェック受けないのかなぁ。今の時代ネットとかで簡単に依頼できるだろうに。
この日は、0時発の寝台列車で次の町へ向かう予定。
中途半端に時間があまったけど、もうあまり外を歩きたくない…
という状況で我々が始めたのは、
地下鉄環状線一周
でした。
環状線を一駅ごとに降りて、次が来るまでの2分間にホームの写真を撮って、また乗って次の駅へ…という簡単なゲーム。笑
これが、すごく楽しかった!!やってよかった!
各駅、その場所や駅名にちなんだ装飾が凝らされています。この記録は、また別の機会に書こうかな。
そんなこんなで時間が近づき、
ヤロスラヴリ駅から寝台列車に乗ります。
今回は4人部屋(コンパートメント/クーペ)の上段。上段はスペース的に寝るしかできないけど、今回は寝るだけなので大丈夫。
でも、、、いざ入ってみると、
登り方が分からない。。。
足場っぽいものがあったけどその開き方も分からず、なんか無理やりよじ登ってみる。とりあえず上がれた。
(なお翌朝、降りるときに、同室のロシア人の女の子に助けてもらって開けました。何も難しくないのになぜ最初開けなかったんだろう…)
寝台列車の寝心地は、おもったより良かったです。どこでも寝られるわたしはふつうに寝ました。室内もあったかかった。ちょっと乾燥はしてるかな。
周りでうるさい人はいなかったけど、そこは運次第だし、モーター音や物が揺られて動く音が気になるかもしれないので耳栓とマスクがあればベストです。
朝には、到着少し前に乗務員が朝ごはんを持って来つつ起こしてくれました。というか起こされました。わたしあんまり社交的じゃないしぎりぎりまで寝てたので同室の人と交流しなかったけど、朝ごはん食べるには下の段に降りて一緒に座るしかないので、そうやって仲良くなるんだろうなーと思いました。
ちなみに、
鉄道のチケットはこのサイトから事前に買いました。
Train tickets – Buy train tickets online, price and schedule
ロシア鉄道の公式サイトだと、わたしの楽天カードは決済ができなかったのです(たまにそういうことある)。上のサイトは、英語表記もあるし使いやすかった。
鉄道は、ネットでチケットを買った場合、
送られてくるEチケットをスマホ画面で見せれば大丈夫です。(一方バスは「印刷してください」と注意書きがあった。)
次は、ようやく二都市目です。