コミュ障のための言語教育研究
日本語教師として海外の大学で教える資格を得るため、大学院に行きたいと考えているのだけども、とはいえ研究とかしたことないし、とりたてて研究したいテーマもないなー…
と思っていたけど、最近思い当たった。
『コミュ障のための日本語教育』
これだ。
まずもって私自身コミュニケーションが苦手…というか、人付き合いが嫌いであること、そして海外で日本語を学ぶ若者は、出稼ぎのためでなければ得てしてオタクなので、おとなしい内向的な子が多いことがある。なかなか理にかなったテーマ選択なのではないか。
コミュニケーションツールを学ぶ前にコミュニケーション方法を学べという見方もあるかもしれないが、下手の横好きという言葉もある。コミュ障のままでいいけど語学が好きっていう人もいる。少なくともここに。
英語を勉強する日本人の中にも仲間がいるようだ。
この記事の「まずは怒涛のインプットに徹せよ」という意見に同感。
また先行研究としては、「外向性・内向性と言語習得の関連」というようなものは結構見つかった。(関連は薄いという報告が多いようだけども。)
…でもなぁ。内向性要因だけじゃないんだよなぁ。会話において返答をまとめるまでに時間が必要で、場つなぎの生返事してると相手も飽きるし自分も疲れるから準備や目的のない会話が苦痛で、外国語だとさらに行き詰まりやすくなるっていう要因をなんと呼ぶのだろう…
と思って検索したら、図解見つけた。そう、わたしもこんな感じ!
こちらはロシアで実際に経験した会話。
あいて : 日本って雪降る?
わたし : …(地域によって違ってて、日本海側や北海道は
とてもよく降るけど太平洋側は降りません…
とかロシア語でいうの無理なんだけど、そもそも
この人日本海とか知らなそうだなあ…)あいて : 黙ってないでさあ。はいかいいえくらい言えるでしょ?
わたし : …はい
あいて : そう、それでいいのに
わたし : (よくないのに…)
カフェで話しかけられたときの会話なんだけど、これ以降わたしはカフェにも行かなくなり、めっきり引きこもったのでした。
さあどこにどんな先行研究があるのか。