ロシア黄金の環旅行記2019⑦~おまけ:素敵な窓枠コレクション~
黄金の環、特にスーズダリを歩いていて楽しいことのひとつが、人様の家の窓枠を見ることである。
近代的なモスクワとか大きな建物の多いペテルブルクとかと違って、ここには木造の家が多い。決して大きくはないし新しくもないのだけど、ただ、とてもかわいい。ヨーロッパのおうちによくあるような、カラフルな壁の色合いももちろんのこと、なによりかわいいのは窓枠の意匠である。
ふつうに地元の人が住んでるうちなので勝手に写真撮るのもなあと思いつつも、特にかわいかった窓枠をこっそり撮って来ちゃったのでご紹介。家の中は見えないはず。
シンプルだけど、丸太風の壁とレースのような窓枠がセンスいい。
赤っぽい壁に白い窓枠のデザインが映える。こういうローマの柱廊みたいな窓枠が多い。
赤い壁に青い枠、なんて組み合わせもできる。全然違う目立つ色を持ってくるのもいい。
これは1月に行ったとき撮ったものだけど、最高級にお気に入り。木目を活かしながら指し色の入れ方が上品。屋根の雪も似合っている。
もうひとつ冬の写真。つららの危険さを示したくて撮った写真だけど、濃い緑と茶色の組み合わせも渋くて良い。あと窓の多さがかっこいい。
緑の壁に白の飾りと言う組み合わせはかなりわたしの好み。この2つは甲乙付けがたい。でも左はちょっとわたしには荘厳すぎるから、右かなあ(わたしの家でもなんでもない)。
この水色も好み。出窓に置かれた花も素敵。かわいい女の子かかわいいおばあちゃんの部屋であってほしい。
打って変わって全部同じ色で彫刻に凝るというところに洗練さを感じるお宅。チョコレートみたい。
カラフルにエキゾチックなこんなデザインもあった。一瞬、沖縄か台湾かと思う色合い。
…窓枠に萌える心を共有していただけただろうか。好みのものありますか。
教会ばっかり見て飽きたなーと思ったときにはこんな見所もあるので、ぜひ黄金の環一周にご挑戦あれ。